新型コロナウイルス感染症パンデミック解決を目指す「WashUウイルスゲノムブラウザ」の研究。
アノテーショントラックと宿主の感染反応のコンテキストからウイルスの「オミックス」データを効率的に可視化するためのウェブベースのポータル。系統樹ベースの表示とゲノム座標、トラックベースの表示の両方を備え、ユーザーはウイルスゲノムの配列特徴、ウイルス株間の配列多様性、診断検査のゲノム部位、予測される免疫原性エピトープ、公開されているゲノムデータセットの継続的に更新されたリポジトリを分析することを可能に。
処理されたデータの迅速な共有を可能にして、共同研究を促進。既存および新規の病原性ウイルスに関する研究を加速させると指摘。別の感染症にも対応が容易になると説明。
2020年9月米国見解。
Flynn, J.A., Purushotham, D., Choudhary, M.N.K. et al. Exploring the coronavirus pandemic with the WashU Virus Genome Browser. Nat Genet 52, 986–991 (2020). https://doi.org/10.1038/s41588-020-0697-z