-->環境温度と湿度が飛沫寿命に及ぼす影響について──新型コロナウイルス伝搬における呼気くしゃみ飛沫の展望 | STELLANEWS.LIFE
サイトアイコン STELLANEWS.LIFE

環境温度と湿度が飛沫寿命に及ぼす影響について──新型コロナウイルス伝搬における呼気くしゃみ飛沫の展望

環境温度と湿度が飛沫寿命に及ぼす影響について──新型コロナウイルス伝搬における呼気くしゃみ飛沫の見方の研究。

数理的分析で飛沫寿命を分析。湿度37度以下では、気温20度と30度の間で飛沫寿命に差はないとする。その上で、37度以上では気温30度の方が飛沫寿命は長いと説明。飛沫の吸湿の状態が変わる臨界相対湿度は55.7度付近であるとして、これを超えると飛沫寿命は指数関数的に延長すると説明する。

研究は気温や湿度が飛沫寿命に及ぼす影響を示したもので、飛沫寿命が尽きたことが新型コロナウイルスが不活性化されたことを意味しないと強調する。

2020年8月米国研究。

Chen LD. Effects of ambient temperature and humidity on droplet lifetime – A perspective of exhalation sneeze droplets with COVID-19 virus transmission. Int J Hyg Environ Health. 2020 Aug;229:113568. doi: 10.1016/j.ijheh.2020.113568. Epub 2020 Jun 5. PMID: 32615522; PMCID: PMC7274593.

新型コロナウイルス感染症

 

モバイルバージョンを終了