医療機関と薬局のデジタルヘルス、電子処方箋システムの8カ国比較についての報告。
電子処方箋について、カナダ、米国、英国、オーストラリア、スペイン、日本、スウェーデン、デンマークの8カ国で比較。日本については紙の処方箋を基本として、お薬手帳の利用が進んでいること、電子処方箋の導入に向けた動きが進んでいることが紹介されている。HL7標準規格のFHIR(Fast Healthcare Interoperability Resource)を用いた薬局のデータベース、電子医療記録に接続可能な電子処方箋システムの設計が進んでいるとしている。
各国比較した上で、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中にあっても、電子処方は、非接触で、待ち時間がなく、患者の安全性を高めて、地球全体の健康を改善させるので利点が大きいことを指摘する。
Aldughayfiq B, Sampalli S. Digital Health in Physicians’ and Pharmacists’ Office: A Comparative Study of e-Prescription Systems’ Architecture and Digital Security in Eight Countries [published online ahead of print, 2020 Sep 15]. OMICS. 2020;10.1089/omi.2020.0085. doi:10.1089/omi.2020.0085
https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/omi.2020.0085?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%20%200pubmed