新型コロナウイルスの持つ未知のタンパク質を特定したという報告。

新型コロナウイルス感染症の病原性や抗原性を理解し、治療法を開発する上で、タンパク質のレパートリー特定は必須と指摘。

細胞内でタンパク質の翻訳を行うリボソームで、翻訳対象と見られる新型コロナウイルスRNAの情報から、ウイルスのタンパク質の全容を分析。結果として23の未知のタンパク質を確認。これらのタンパク質は上流に位置し、調整機能を果たすと予測。

2020年9月イスラエル、米国研究。

Finkel Y, Mizrahi O, Nachshon A, et al. The coding capacity of SARS-CoV-2 [published online ahead of print, 2020 Sep 9]. Nature. 2020;10.1038/s41586-020-2739-1. doi:10.1038/s41586-020-2739-1

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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