新型コロナウイルス検査を使い分けながら、新しい検査も取り入れるニューノーマルの考え方。
JBPRESSでは、新型コロナウイルス検査について日本臨床検査医学会がこの8月に示した方針を踏まえて報じている。核酸検査の一つであるPCRを含め、核酸検査と抗原検査を使い分けることで感染者を適切に拾い上げられるよう求めるものだ。
PCRの弱点として検査結果が出るまでの時間がかかる点を挙げ、抗原検査によって陽性者を割り出し、陰性者に対して核酸検査を行う2ステップの選択肢を取ることができると説明している。
今後、検査の技術進歩も見込まれ、クリスパーキャスと呼ばれるゲノム編集の技術を応用した検査法が実用化も近いと予測されている。