新型コロナウイルス感染症パンデミックにより米国では遠隔心理療法がどれほど増えたかの報告。

米国で2619人の認定心理士を対象として調査。パンデミック前に遠隔心理療法を行っていたのは7.07%だったが、パンデミックにより85.53%へと12倍に増加。すべてを遠隔で対応したのは67.32%だった。パンデミック後は34.96%が遠隔で対応するとの見通しを示した。外来で心理療法を行っている場合は26倍になっていた。地方においては増加の幅は小さい等、普及の程度は状況により異なっていた。

2020年8月米国研究。

Pierce, B. S., Perrin, P. B., Tyler, C. M., McKee, G. B., & Watson, J. D. (2020). The COVID-19 telepsychology revolution: A national study of pandemic-based changes in U.S. mental health care delivery. American Psychologist. Advance online publication. http://dx.doi.org/10.1037/amp0000722

新型コロナウイルス感染症

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星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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