新型コロナウイルスとACE2タンパク質との結合を競合阻害する人のIgAモノクローナル抗体の交差反応性についての報告。研究グループは、IgAモノクローナル抗体であるMab362が、SARSと新型コロナウイルスのいずれにも結合し、ウイルスがACE2受容体を結合しようとしたときに妨げる競合阻害の働きをした。分泌型IgAは、本物の新型コロナウイルスと中和反応を起こし、IgGには中和反応を起こさなかった。

こうしたIgAの存在が呼吸器粘膜での免疫反応に寄与している可能性があり、ワクチン効果に関わる重要な特徴を理解する上で役立つ可能性があると指摘。

2020年8月米国、英国研究。

Ejemel, M., Li, Q., Hou, S. et al. A cross-reactive human IgA monoclonal antibody blocks SARS-CoV-2 spike-ACE2 interaction. Nat Commun 11, 4198 (2020). https://doi.org/10.1038/s41467-020-18058-8

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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