新型コロナウイルス感染症状況下、日本の医療従事者の燃え尽き症候群（バーンアウト）についての報告。
ウェブアンケートを実施。バーンアウト測定尺度（Japanese version of the Maslach Burnout Inventory–General Survey）によりバーンアウトを判定。369人の回答に基づいて分析。平均30.5歳。女性が71.5％。燃え尽き症候群は、全体の有病率は31.4％。医師は13.4％、看護師は46.8％。診療放射線技師は36.4％。薬剤師は36.8％。医師を比較対照にすると、オッズ比は看護師は4.9、臨床検査技師は6.1、診療放射線技師は16.4、薬剤師は4.9と、いずれも高くなっていた。
2020年8月日本報告。日本は聖路加国際病院。
Matsuo T, Kobayashi D, Taki F, et al. Prevalence of Health Care Worker Burnout During the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19) Pandemic in Japan. JAMA Netw Open. 2020;3(8):e2017271. Published 2020 Aug 3. doi:10.1001/jamanetworkopen.2020.17271
