小型の脳デバイスにより筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重度麻痺患者の生活を大きく変える可能性が報告されている。

運動ニューロン疾患により重度の麻痺を持つ2人の患者に移植された装置「ステントロード(Stentrode)」を脳に移植することで、オンラインバンキング、ショッピング、メール送信などの日常業務を正常に行えるようになったとしている。

対象となったのは、筋萎縮性側索硬化症の患者で、上肢を完全に動かすことができなかった。クリップほどの機器を脳の運動野に留置し、脳の電気信号を検知してワイヤレスで体外に送信することに成功。これによってコンピューターでのズームや左クリックなどの操作を可能にすると確認。

2020年10月オーストラリア研究。

Oxley TJ, Yoo PE, Rind GS, et alMotor neuroprosthesis implanted with neurointerventional surgery improves capacity for activities of daily living tasks in severe paralysis: first in-human experienceJournal of NeuroInterventional Surgery Published Online First: 28 October 2020. doi: 10.1136/neurintsurg-2020-016862

https://jnis.bmj.com/content/early/2020/10/30/neurintsurg-2020-016862

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星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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