心不全の日常管理を可能とする「カルジオMEMSシステム」で実現する遠隔モニタリング。
心不全のモニタリングと再入院は課題で、遠隔での心不全のモニタリングにより代償不全の現れを早期につかむことで再入院を防ぐことができると考えられている。カルジオMEMSシステムは、ワイヤレスで肺動脈圧をモニタリングできるシステム。医療従事者にデータを送ることが可能で、早期に異常を知らせ、介入を可能とする。入院の削減につなげられることが研究から判明しており、QOL、症状、活動を保つ上で効果的となる。
2020年7月米国研究。
Mangi MA, Nesheiwat Z, Kahloon R, Moukarbel GV. CardioMEMSTM System in the Daily Management of Heart Failure: Review of Current Data and Technique of Implantation. Expert Rev Med Devices. 2020;17(7):637-648. doi:10.1080/17434440.2020.1779588