急性期入院中の高齢者の健康関連アウトカムに対するゲームベースの介入効果を検証したシスティックレビューが報告されている。4つのRCTがレビューに含まれた。介入内容は、急性期医療患者に任天堂Wiiを用いたシリアスなゲームプログラムを実施するというもの。機能的能力と健康関連QOLについては群間で有意な差は認められなかった。治療へのアドヒアランスについては群間で有意差が認められたが(対照群が有利)、楽しさやモチベーションなどの他のアウトカムについては差が認められなかった。
2020年8月、スペイン総説。
Cuevas-Lara C, Izquierdo M, Sáez de Asteasu ML, Ramírez-Vélez R, Zambom-Ferraresi F, Zambom-Ferraresi F, Martínez-Velilla N. Impact of Game-Based Interventions on Health-Related Outcomes in Hospitalized Older Patients: A Systematic Review. J Am Med Dir Assoc. 2021 Feb;22(2):364-371.e1. doi: 10.1016/j.jamda.2020.07.027. Epub 2020 Aug 29. PMID: 32873472.