ワクチンのためらいの定義、展望と決定因子についての研究が報告されている(2015年)。ワクチンのためらいとは、ワクチン接種が受けられるにもかかわらず、ワクチン接種の受け入れが遅れたり、拒否されたりすることと定義づける。状況への満足度、利便性、信頼性などで決まるとする。躊躇のレベルが高いとワクチン需要は低くなる一方で、躊躇のレベルが低いからといってワクチン需要が高いとは限らないと説明している。
2015年8月、カナダ研究。
MacDonald NE; SAGE Working Group on Vaccine Hesitancy. Vaccine hesitancy: Definition, scope and determinants. Vaccine. 2015 Aug 14;33(34):4161-4. doi: 10.1016/j.vaccine.2015.04.036. Epub 2015 Apr 17. PMID: 25896383.