SGLT2阻害薬はマクロファージの泡沫細胞を抑制し、動脈硬化を防ぐと示した研究が報告されている(2015年)。1型、2型糖尿病モデルマウスを対象として、SGLT2阻害薬ダパグリフロジンまたはイプラグリフロジンの投与による効果を検証。SGLT2阻害薬によりマクロファージの泡沫細胞を抑制。インスリン作用とは無関係に、グルコース低下により動脈硬化を防ぐ効果を示すと報告。

2015年、日本研究。

Terasaki M, Hiromura M, Mori Y, Kohashi K, Nagashima M, Kushima H, Watanabe T, Hirano T. Amelioration of Hyperglycemia with a Sodium-Glucose Cotransporter 2 Inhibitor Prevents Macrophage-Driven Atherosclerosis through Macrophage Foam Cell Formation Suppression in Type 1 and Type 2 Diabetic Mice. PLoS One. 2015 Nov 25;10(11):e0143396. doi: 10.1371/journal.pone.0143396. PMID: 26606676; PMCID: PMC4659635.

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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