臨床研究コーディネーター(CRC)から見た国際共同治験についての見解。2007年総説より。
参加する医療機関の運用管理者である、臨床研究コーディネーターを含めた関係者の意見をオープンに共有し、チーム間で自由に議論できるようにすべきと指摘。臨床研究コーディネーターを含む関係者が、国際共同試験の支援体制の問題点を調査研究する必要があるという。
臨床研究コーディネーターが実践的な知識を提供することでプロトコルの品質向上できると説明し、国際共同治験のスピードやデータ品質の達成が加速するとする。このため臨床研究コーディネーターが早期にプロトコル開発に関与する必要があると強調している。
2007年日本総説。
Aotani E. [International clinical trials: perspectives of clinical research coordinators]. Gan To Kagaku Ryoho. 2007 Feb;34(2):308-11. Japanese. PMID: 17301551.