2型糖尿病の日本人患者に対するイプラグリフロジンとシタグリプチンの複数代謝数値への効果についての比較試験、多施設ランダム化前向きオープンラベル実薬対照試験の報告(2018年)。

一時エンドポイントは、12週時点で体重増加を伴うことなくHbA1cの0.5%を超える減少を達した患者の割合。二時エンドポイントは、代謝関連の数値の変化。

12週次点で一次エンドポイントは、イプラグリフロジンが53.9%、シタグリプチンが42.9%。

イプラグリフロジンでは、インスリン抵抗性、体脂肪率、骨格筋量指標は減少。遊離脂肪酸、ケトン体、HDLコレステロールは増加。

シタグリプチンでは、ベータ細胞機能が増加。プロインスリン/インスリン比の減少を確認。

2018年日本、米国研究。日本は横浜労災病院、新吉田医院、新横浜循環器・内科、横浜レンガ通りクリニック、朝日内科クリニック、松澤内科・糖尿病クリニック。

Tsurutani Y, Nakai K, Inoue K, Azuma K, Mukai S, Maruyama S, Iizuka T, Matsuzawa Y, Saito J, Omura M, Nishikawa T. Comparative study of the effects of ipragliflozin and sitagliptin on multiple metabolic variables in Japanese patients with type 2 diabetes: A multicentre, randomized, prospective, open-label, active-controlled study. Diabetes Obes Metab. 2018 Nov;20(11):2675-2679. doi: 10.1111/dom.13421. Epub 2018 Jul 4. PMID: 29893003.

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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