一次治療が奏功しなかった再発・転移性上咽頭がん(NPC)患者を対象に、camrelizumabとapatinibを併用した治療法について検討。

その結果、客観的奏効率は65.5%、病勢コントロール率は86.2%。

無増悪生存期間の中央値は10.4カ月で、グレード3以上の治療関連有害事象は58.6%に発現。

主なものは高血圧、鼻咽頭壊死、頭痛など。

上咽頭壊死は局所再発や再照射歴と正の相関があることがわかった。

Ding X, Zhang WJ, You R, Zou X, Wang ZQ, Ouyang YF, Peng L, Liu YP, Duan CY, Yang Q, Lin C, Xie YL, Chen SY, Liu YL, Gu CM, Xie RQ, Huang PY, Hong MH, Hua YJ, Chen MY. Camrelizumab Plus Apatinib in Patients With Recurrent or Metastatic Nasopharyngeal Carcinoma: An Open-Label, Single-Arm, Phase II Study. J Clin Oncol. 2023 Feb 3:JCO2201450. doi: 10.1200/JCO.22.01450. Epub ahead of print. PMID: 36735896.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36735896/

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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