インド、ニューデリーの国際保健管理研究所の研究者らは2023年2月13日に、J Med Internet Resで、インドにおける帝王切開(CS)分娩の傾向、分布、決定要因についての分析を発表した。

その結果、CSの割合は21.50%で、1998-99年の16.72%から上昇していた。CS分娩の調整オッズは、高学歴、4回以上の妊婦健診受診、高富裕層、都市部の女性で有意に高いことが示された。

選択的CSと緊急CSの選択オッズは、裕福な家庭の女性やキリスト教の宗教に属する女性で有意に高率だった。

研究者はこの増加傾向に懸念を示している。特に選択的に行われる場合、CSの必要性を評価するための適切なモニタリングの仕組みを確立する必要があると指摘している。

Pandey A, Raushan M, Gautam D, Neogi S
Alarming Trends of Cesarean Section—Time to Rethink: Evidence From a Large-Scale Cross-sectional Sample Survey in India
J Med Internet Res 2023;25:e41892
URL: https://www.jmir.org/2023/1/e41892
DOI: 10.2196/41892

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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