• 承認日と機関→2024年2月17日、米国食品医薬品局(FDA)。
  • 承認された薬→Xolair®(オマリズマブ)、IgE介在性食物アレルギーを持つ人々のアレルギー反応を減少させるためにFDAが承認した初めてで唯一の薬。
  • 対象患者→IgE介在性食物アレルギーを持つ成人および小児(1歳以上)。
  • 薬の作用→IgEをターゲットにブロックし、アレルギー性炎症反応の際のメディエーターの放出を最小限に抑える。
  • 開発企業→Roche Groupの一員であるGenentechとNovartis Pharmaceuticals Corporation。
  • 研究データの基盤→Phase III OUtMATCH研究からの肯定的なデータ。
  • 研究対象→1歳から55歳までのピーナッツおよび他の2つの食物アレルゲンに反応する患者。
  • 研究発表予定→2024年2月25日、米国アレルギー、喘息、免疫学協会(AAAAI)年次総会のレイトブレイクシンポジウム。
  • 治療の影響→食物アレルギーによるアナフィラキシーを含むアレルギー反応を減少させる。
  • 安全性プロフィール→既知の安全性プロフィールと一貫している。
  • 食物アレルギーの有病率→米国で340万人の子供と1360万人の大人がIgE介在性食物アレルギー。
  • 既存の承認指示→中等度から重度の持続性アレルギ性喘息、慢性特発性蕁麻疹(CSU)、慢性副鼻腔炎合併鼻ポリープ(CRSwNP)。
  • 投与方法→皮下注射。
  • 推奨投与量→全血清IgEレベルと体重に応じて決定。

参考文献

Roche Press Release, 2024年2月16日

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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