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Pfizer Inc.は、6週齢から18歳未満の乳幼児、子ども、青少年を対象とした、20価肺炎球菌結合型ワクチンが欧州委員会(EC)からマーケティング承認を受けたことを発表。このワクチンは、侵襲性疾患、肺炎、急性中耳炎を引き起こす肺炎球菌に対する免疫活性化を目的としている。20価肺炎球菌結合型ワクチンは、Pfizerが数十年にわたって開発に取り組んできたワクチンの最新の成果という。欧州の子どもたちに提供される肺炎球菌結合ワクチンとしては最も広範な血清型カバレッジを示すと説明する。
- 研究の発表元→Pfizer Inc.
- 発表日→2024年3月13日
- 研究の目的→肺炎球菌による侵襲性疾患、肺炎、急性中耳炎の予防
- ワクチンの概要→20価肺炎球菌結合型ワクチンは、既存の13価肺炎球菌結合型ワクチン(商品名PREVENAR 13)に含まれる13種の血清型に加え、新たに7種の血清型を含む20価肺炎球菌結合ワクチン
- 臨床試験→4つの核心小児研究からなるフェーズ3臨床試験プログラムに基づく。これらの研究は、4,700人以上の乳幼児と800人以上の幼児および子どもを対象に行われた
- 将来への展望→20価肺炎球菌結合型ワクチンのマーケティング承認は、EUの27加盟国、アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェーで有効