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フレキサリマブが再発する多発性硬化症の持続的治療薬として可能性、Sanofi

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)では、医薬品分野での革新的な発見や持続可能な治療法の開発に焦点を当てている。医薬品の臨床試験結果や技術進歩などを取り上げながら、読者に価値ある情報を提供することを目指しています。今回紹介する情報は以下の通り。

Sanofiによるフレキサリマブのフェーズ2試験は、再発する多発性硬化症(MS)の治療薬としての高い効果を示すデータを48週間にわたって示した。この試験はリンパ球枯渇を起こすことない治療として、MS治療の新たな可能性を開く。治療を受けた参加者の中で96%が高用量のフレキサリマブを使用し、新たなGd+ T1病変の発生がなく、年間の発病率も非常に低い0.04を記録した。

  • 発表元→サノフィ
  • 発表日→2024年4月17日
  • 試験の詳細→フレキサリマブ1200mgを4週間ごとに静脈内投与、フェーズ2試験の開放ラベル拡張(OLE)フェーズ
  • 試験結果→48週間での試験結果が、新たなGd+ T1病変がなく、発病率が低減
  • 治療の意義→再発するMSおよび非再発性の二次進行性MSのための第3相試験が開始されている
  • CD40L抗体→獲得免疫であるT細胞およびB細胞と、自然免疫であるマクロファージ/ミクログリアおよび樹状細胞の活性化と機能に重要なCD40/CD40L経路を阻害する
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