STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、科学や技術、医薬品分野における最新の研究成果や革新的な発見を紹介するメディア。本ウェブサイトは、持続可能な方法で最新の情報を読者に提供し、専門的な知見を交えて解説する。今回の記事では、ベドリズマブ(商品名エンタイビオ)の新たな承認について触れる。
武田薬品工業は、ベドリズマブの新たな承認を発表し、中等症から重症の活動期クローン病の維持療法としての使用が可能になったと伝えている。この治療法は、VISIBLE2試験に基づいており、臨床的寛解を達成した患者の割合が顕著。さらに、ベドリズマブ利用は潰瘍性大腸炎にも広がり、患者は自宅での治療が行えるようになった。
- 承認日→2024年4月19日
- 主な成分→ベドリズマブ
- 研究名→臨床試験VISIBLE2
- 試験結果→52週時点での臨床的寛解率が48%
- 副作用→注射部位反応(紅斑、発疹、そう痒症など)