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GSKは、FDAがMenABCWYの生物製剤承認申請(BLA)を受理したことを発表した。この申請に対するFDAの判断のためのPDUFAの決定予定日は2025年2月14日である。
- 発表元→GSK
- 発表日→2024年4月16日
- 試験の結果→第3相試験の結果に基づく申請であり、すべての主要エンドポイントを達成した
- 背景→このワクチン候補は、GSKの二つの確立された髄膜炎菌ワクチンであるベクセロ(Bexsero、髄膜炎菌群Bワクチン)とメンビオ(Menveo、髄膜炎菌群A、C、Y、W-135オリゴ糖ジフテリアCRM197結合ワクチン)の抗原成分を組み合わせている
- 重要性→ワクチン接種回数を減らし、予防接種を簡素化することで、接種完了率とカバー率を向上させ、特に未接種の青年期の感染リスクを軽減する可能性がある
- 試験の詳細→MenABCWYワクチン候補の第3相試験は、米国、カナダ、チェコ共和国、エストニア、フィンランド、トルコ、オーストラリアで実施され、10歳から25歳の約3650人の参加者が登録された