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デュピクセントが米国FDA優先審査を受理、思春期の鼻ポリープを伴う慢性副鼻腔炎治療

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Regeneron PharmaceuticalsとSanofiは、CRSwNPの思春期患者に対するデュピルマブの補助維持治療として、FDAが優先審査を受理したことを発表した。この承認申請は、成人に対するCRSwNP治療で得られた第3相試験(SINUS-24およびSINUS-52)のデータを基にしている。これらの試験では、デュピルマブが鼻詰まりや鼻ポリープの大きさ、嗅覚改善に統計学的および臨床的に有意な効果を示し、全身性コルチコステロイドや手術の必要性を減少させることが示された。

  • 発表元→Regeneron Pharmaceuticals, Sanofi
  • 発表日→2024年5月13日
  • 研究の目的→デュピルマブのCRSwNPに対する治療効果の評価
  • 臨床試験→第3相試験SINUS-24およびSINUS-52
  • 研究の結果→デュピルマブ治療を受けた患者は、プラセボ群に比べて鼻詰まり、鼻ポリープの大きさ、嗅覚の改善が有意に見られた
  • 治療の重要性→デュピルマブは、思春期のCRSwNPに対する初の治療選択肢となる可能性があり、全身性コルチコステロイドや手術の必要性を減少させることが期待されている
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