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ダラザレックス・ファスプロをベースとした4剤療法、FDAが移植適応の新規MMに承認

STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療分野における最新の治療法や研究の進展を読者に届けることを使命としている。特に、革新的な治療法の開発や承認に関する情報を提供し、医療従事者や患者にとって有益な知見を提供することを目指している。今回は、米国食品医薬品局(FDA)が承認した、移植適格な新規診断された多発性骨髄腫(Multiple Myeloma、MM)患者に対するダラツムマブおよびヒアルロニダーゼ(商品名DARZALEX FASPRO)をベースとした4剤療法に関するニュースをお伝えする。

Johnson & Johnsonは、FDAがダラツムマブおよびボルヒアルロニダーゼ アルファを含む4剤併用療法を新規診断された移植適応のMM患者に対して承認したことを発表した。この治療法は、移植適応患者にとって、病気の進行や死亡のリスクを有意に低減させる可能性がある。今回の承認は、第3相試験PERSEUSのデータに基づいており、この試験では、ダラツムマブおよびボルヒアルロニダーゼ アルファを含む4剤併用療法が従来のボルテゾミブ、レナリドミド、デキサメタゾン(VRd)療法と比較して、進行リスクまたは死亡リスクを60%減少させたことが示された。

  • 発表元→Johnson & Johnson
  • 発表日→2024年7月30日
  • 研究の背景→MMは、骨髄中の異常な形質細胞の増殖による血液がんであり、特に治療の選択肢が限られる患者にとって新たな治療法の開発が急務とされている
  • 試験の手法→PERSEUS第3相試験は、ダラツムマブおよびボルヒアルロニダーゼ アルファを含む4剤併用療法と従来のVRd療法を比較する無作為化多施設共同二重盲検試験
  • 試験の結果→ダラツムマブおよびボルヒアルロニダーゼ アルファを含む4剤併用療法が、疾患進行または死亡のリスクを60%減少させ、微小残存病変(Minimal Residual Disease、MRD)陰性率も向上した
  • 安全性→治療の安全性プロファイルは既知のものであり、新たな安全性シグナルは確認されなかった
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