新型コロナワクチン需要率についての国際的な比較についての総説が報告されている。

PubMedから査読付き英語調査文献の系統的検索を2020年12月25日に実施。ワクチンの受け入れ率に関する調査研究は33カ国から発見。最も高かったのはエクアドル(97.0%)、マレーシア(94.3%)、インドネシア(93.3%)、中国(91.3%)。最も低いのはクウェート(23.6%)、ヨルダン(28.4%)、イタリア(53.7%)、ロシア(54.9%)、ポーランド(56.3%)、米国(56.9%)、フランス(58.9%)となった。

医療従事者(医師・看護師)を対象とした調査は8件のみで、ワクチンの受け入れ率はコンゴ民主共和国の27.7%からイスラエルの78.1%まで。

受容度の低いのは、中東、ロシア、アフリカ、欧州の一部。

2021年2月、ヨルダン総説。

Sallam M. COVID-19 Vaccine Hesitancy Worldwide: A Concise Systematic Review of Vaccine Acceptance Rates. Vaccines (Basel). 2021 Feb 16;9(2):160. doi: 10.3390/vaccines9020160. PMID: 33669441

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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