新型コロナウイルスの流行ピーク、自然免疫、ワクチンについて準備すべき対応についての報告。
研究グループは、自然免疫やワクチンはこの秋冬には間に合わないとして、感染リスクにさらされるグループ、公衆衛生に関わる関係者に向けて対策を呼びかける。持病を持つ人には合併症の予防のほか、ビタミンやミネラルを取ること、子どものワクチン、成人のインフルエンザや肺炎球菌ワクチンの接種を求める。医療機関の関係者には、集中治療のための病床や人工呼吸器の確保、個人保護具や消毒薬剤の購入を促し、細菌を原因とした重感染に注意することなど感染対策を呼びかける。
2020年9月レバノン研究。
Moghnieh R, Abdallah D, Bizri AR. COVID-19: Second Wave or Multiple Peaks, Natural Herd Immunity or Vaccine-We Should be Prepared [published online ahead of print, 2020 Sep 10]. Disaster Med Public Health Prep. 2020;1-18. doi:10.1017/dmp.2020.349