新型コロナウイルス感染症の状況で「バーチャルクリニック」の意義について英国の報告。
感染症が蔓延する中で、自己管理が重要になったが、デジタル環境での糖尿病ケアやバーチャルクリニックによる治療の実践について関心が高まっている。
研究グループはバーチャルクリニックの実現可能性と効果について考察。バーチャルクリニックは、治療の負荷を軽減するほか、治療での協力関係を改善、社会心理的な利益をもたらすなど、メリットを指摘する。その上でバーチャルクリニックを実践する上で医療従事者が気をつけたい点について方向性をまとめている。
2020年8月英国報告。
Quinn LM, Davies MJ, Hadjiconstantinou M
Virtual Consultations and the Role of Technology During the COVID-19 Pandemic for People With Type 2 Diabetes: The UK Perspective
J Med Internet Res 2020;22(8):e21609
URL: https://www.jmir.org/2020/8/e21609
DOI: 10.2196/21609
PMID: 32716898
