新型コロナウイルス感染症の状況下、中国の都市レベルでの情報開示についての観察研究。

中国の31の都市を対象として新型コロナウイルス感染症についての情報開示がどのように行われていたのかを調べている。

31のうち29都市が新型コロナウイルス感染症の特設サイトを開設。12都市は市のウェブサイトを拡充する形となっていた。最初の症例が確認された日にその事実を公表していたのは21都市。ウェブサイトでハイライトした開示情報は、地域のメディアやプレス説明会でのニュース更新が最も多く(29のうち28都市)、疫学調査と一般への助言が続いた。

誤情報の明確化やFAQの情報は見落とされていたと指摘。2都市だけが対応していたと説明する。

更新頻度は中央値で1日当たり1.2回だった。

2020年8月中国研究。

Hu G, Li P, Yuan C, Tao C, Wen H, Liu Q, Qiu W
Information Disclosure During the COVID-19 Epidemic in China: City-Level Observational Study
J Med Internet Res 2020;22(8):e19572
URL: https://www.jmir.org/2020/8/e19572
DOI: 10.2196/19572
PMID: 32790640

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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