新型コロナウイルスは、幅広い脊椎動物を宿主とする可能性があると指摘する論文。ウイルス感染の入り口となるACE2タンパク質の構造を解析。252の哺乳類、72の鳥類、65の魚類、17のは虫類、4の両生類を対象に調べたところ、霊長類が総じて高いほか、シカ、クジラやイルカなど新型コロナウイルスと結合しやすいACE2タンパク質を持つ動物が確認された。一方で、ジャイアントパンダや馬、ロバなど結合しにくいと考えられる動物も存在した。

2020年8月米国研究。4月に査読前論文公開。

Damas J, Hughes GM, Keough KC, et al. Broad Host Range of SARS-CoV-2 Predicted by Comparative and Structural Analysis of ACE2 in Vertebrates. Preprint. bioRxiv. 2020;2020.04.16.045302. Published 2020 Apr 18. doi:10.1101/2020.04.16.045302

PNAS first published August 21, 2020 https://doi.org/10.1073/pnas.2010146117
Edited by Scott V. Edwards, Harvard University, Cambridge, MA, and approved July 31, 2020 (received for review June 2, 2020)

獣医学

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星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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