STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、医療分野の進化がいかに私たちの健康や生活を向上させるかに焦点を当てている。注目しているテーマの一つとして、再生医療の領域がある。今回、京都大学iPS細胞研究財団とテルモが、iPS細胞培養および分化の自動化に関する共同研究を開始したという報告がなされた。

公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団とテルモの米国子会社Terumo BCT(テルモBCT)は、2024年3月19日にiPS細胞の培養及び分化の自動化に向けた共同研究を開始すると発表した。この研究では、iPS細胞に関する広範な経験と知識を有するiPS財団と、テルモBCTの細胞増殖システム「Quantum Flex(カンタムフレックス)」を活用し、iPS細胞を用いた治療に向けた自動培養工程の確立を目指す。

  • 発表元→京都大学iPS細胞研究財団、テルモ
  • 発表日→2024年3月19日
  • 共同研究の目的→iPS細胞培養および分化の自動化による効率的な細胞製造工程の確立
  • 研究の意義→iPS細胞治療の臨床応用を加速
  • 期待される影響→細胞治療分野における大規模生産と汚染リスク低減

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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