AI(人工知能)によって遺伝子の活動の謎を解く。
遺伝子の25%は「TATAAA」のようなTATAボックスと呼ばれるDNAシーケンスによって翻訳されると知られているが、残りの75%はどのように翻訳されていくのかは謎のままだった。機械学習によってDNA配列を分析し、研究グループは下流域コアプロモーター領域(DPR)が遺伝子の活動に関わると突き止める。
DNAの機能が機械学習によってさらに同定される可能性があると指摘する。
2020年9月米国研究。
Vo ngoc, L., Huang, C.Y., Cassidy, C.J. et al. Identification of the human DPR core promoter element using machine learning. Nature (2020). https://doi.org/10.1038/s41586-020-2689-7