1型糖尿病のSGLT2の治療標的としての可能性を検証した総説が報告されている(2019年)。カナグリフロジン、ダパグリフロジン、エンパグリフロジン、ソタグリフロジン、エルツグリフロジン、イプラグリフロジン、リモグリフロジンについてのデータを分析。SGLT阻害薬の第3相試験データにおいて、1型糖尿病における持続的な有効性が示されていると指摘。糖尿病ケトアシドーシスなどのリスクを最小限に抑えるためには、適切な患者選択と日常的なモニタリングが不可欠と指摘。

2019年米国研究。

Patel K, Carbone A. Sodium-Glucose Cotransporters as Potential Therapeutic Targets in Patients With Type 1 Diabetes Mellitus: An Update on Phase 3 Clinical Trial Data. Ann Pharmacother. 2019 Dec;53(12):1227-1237. doi: 10.1177/1060028019859323. Epub 2019 Jun 21. PMID: 31226886.

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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