青年期の精神疾患への移行をプロテオミクスにより予測するモデルを開発。

12歳時点で採取された血清を使ってプロテオミクスのデータを取得している。

平均22.6歳の精神障害ハイリスク者、精神疾患のある49人、ない84人を対象に調べたところ、臨床のデータと12歳時点でのプロテオミクスのデータに基づいて精神疾患への移行を予測可能と確認。予測に最も関連した10種類のタンパク質が正確な予測に有効であることも確認。12歳時点のデータに基づいて18歳時点での精神疾患の予測もできたと確認している。

Mongan D, Föcking M, Healy C, et al. Development of Proteomic Prediction Models for Transition to Psychotic Disorder in the Clinical High-Risk State and Psychotic Experiences in Adolescence. JAMA Psychiatry. Published online August 26, 2020. doi:10.1001/jamapsychiatry.2020.2459

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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