AbbVie、アミリン類似体ABBV-295の第1相MAD試験で良好な結果 12〜13週で最大9.79%の体重減少を確認
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今回の記事で伝える情報は次の通り。
- AbbVieが長時間作用型アミリン類似体ABBV-295の第1相反復漸増投与試験で良好なトップライン結果を発表した。
- 12〜13週時点で体重は7.75%〜9.79%減少し、プラセボ群の約0.25%減少を上回った。
- 主な有害事象は軽度の消化器障害で、重篤な有害事象は報告されなかった。
概要
AbbVieは2026年3月9日、長時間作用型アミリン類似体ABBV-295の第1相試験における反復漸増投与(multiple ascending dose:MAD)パートのトップライン結果を発表した。対象は平均体格指数(Body Mass Index:BMI)が30kg/m²未満の成人であり、皮下投与されたABBV-295の安全性、忍容性、薬物動態(pharmacokinetics:PK)および薬力学(pharmacodynamics:PD)が評価された。
肥満症の薬物治療では、グルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体作動薬やグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)受容体作動薬など、インクレチン関連薬が広く注目されている。一方で、アミリンは満腹感の調節、食物摂取量の抑制、胃排出遅延に関与するホルモンであり、異なる経路から体重管理に働く可能性がある。ABBV-295はインクレチン非依存型の作用機序を持つ候補薬として開発されている。
第1相試験の反復漸増投与パートでは、2mgから14mgまでの複数用量、用量漸増法、投与頻度が検討された。ABBV-295投与群では、週1回投与群で12週時点の最小二乗平均体重変化率がマイナス7.75%からマイナス9.79%、隔週投与群および5週以降の月1回投与群では13週時点でマイナス7.86%からマイナス9.73%であった。これに対し、プラセボ群は12週時点でマイナス0.26%、13週時点でマイナス0.25%であった。
安全性と忍容性は全評価用量で概ね良好とされた。最も多く報告された有害事象は消化器障害であり、その大半は軽度で、主として治療開始後6週間以内にみられた。重篤な有害事象は報告されていない。なお、被験者の88.3%が男性であったことから、今後はより幅広い集団での評価も重要になる。
今回の結果は初期段階の臨床試験によるものであり、対象も肥満症患者そのものではなくBMI30kg/m²未満の成人を含む集団である。そのため、長期的な有効性や安全性、実際の肥満症患者における位置付けは今後の開発で確認する必要がある。それでも、インクレチン以外の作用機序で比較的大きな体重減少が示された点は、肥満症治療の選択肢拡大という観点から注目に値する。
- 発表元AbbVie
- 発表日2026年3月9日
- 対象疾患肥満および過体重
- 薬剤ABBV-295
- 作用機序アミリン受容体およびカルシトニン受容体を活性化し、食欲抑制や胃排出遅延を介した体重減少を目指す
- 試験名GUC17-01試験(NCT06144684)
- 試験デザイン第1相試験。単施設、二重盲検、無作為化、プラセボ対照、単回漸増投与および反復漸増投与試験。
- 対象患者平均BMI30kg/m²未満の成人。男性が88.3%。
- 主要評価項目安全性、忍容性、薬物動態、薬力学
- 主要結果12〜13週の治療期間で、全評価用量でプラセボを上回る体重減少が観察された
- 体重減少率週1回投与では12週時点でマイナス7.75%〜マイナス9.79%、隔週投与および月1回投与では13週時点でマイナス7.86%〜マイナス9.73%。プラセボ群はマイナス0.26%〜マイナス0.25%。
- 安全性主な有害事象は軽度の消化器障害で、重篤な有害事象は報告されなかった
- 臨床的含意インクレチン非依存型機序による慢性体重管理薬候補として、継続開発を支持する初期シグナルと位置付けられる
- 制限事項初期試験であり、肥満症患者における長期有効性・安全性は今後の検証が必要
- 次のステップ第3相試験の設計を検討中。ZUPREME-2試験結果は2026年後半予定で、CT-388との併用第2相試験も計画されている
AIによるインパクト評価
評価(参考): ★★★☆☆
GLP-1受容体作動薬が肥満症治療の中心となる中で、アミリン経路を利用した新しい体重管理薬候補が比較的大きな体重減少を示した点は注目される。ただし、第1相のトップライン結果であり、対象もBMI30kg/m²未満の成人を含む集団であるため、実際の肥満症患者における長期的な有効性、安全性、継続投与のしやすさは今後の試験で確認が必要である。
3言語要約 / Multilingual Summaries
English Summary
Note: This is an AI-assisted translation for reference.
- AbbVie reported positive topline data from the Phase 1 multiple ascending dose part of ABBV-295, a long-acting amylin analog.
- Body weight was reduced by 7.75% to 9.79% at Weeks 12 to 13, compared with about 0.25% reduction in the placebo group.
- The most common adverse events were mild gastrointestinal events, and no serious adverse events were reported.
中文摘要
注:AI辅助生成。
- 艾伯维公布长效胰淀素类似物ABBV-295在第1期多次递增剂量试验中的积极顶线结果。
- 在第12至13周时,体重下降幅度为7.75%至9.79%,而安慰剂组约为0.25%。
- 最常见的不良事件为轻度胃肠道症状,未报告严重不良事件。
हिन्दी सारांश
AI द्वारा तैयार किया गया अनुवाद。
- AbbVie ने लंबे समय तक असर करने वाले amylin analog ABBV-295 के Phase 1 multiple ascending dose भाग के सकारात्मक topline परिणाम बताए。
- 12 से 13 सप्ताह पर शरीर का वजन 7.75% से 9.79% तक घटा, जबकि placebo समूह में लगभग 0.25% कमी देखी गई。
- सबसे आम दुष्प्रभाव हल्के gastrointestinal events थे और कोई गंभीर adverse event रिपोर्ट नहीं हुआ。
AbbVie Announces Positive Topline Results from a Phase 1 Multiple Ascending Dose Study of ABBV-295, a Long-Acting Amylin Analog, in Adults
https://news.abbvie.com/2026-03-09-AbbVie-Announces-Positive-Topline-Results-from-a-Phase-1-Multiple-Ascending-Dose-Study-of-ABBV-295,-a-Long-Acting-Amylin-Analog,-in-Adults