STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)では、科学技術の進歩が人々の健康や生活にもたらす影響に注目しており、特に健康寿命を延ばすための新技術や取り組みに焦点を当てる。今回は、地域社会の健康促進と活性化に貢献する新たな連携協定について紹介する。
2024年3月19日、島津製作所は福井県越前市と、市民の健康増進および地域社会の活性化を図るための健康寿命延伸に関する連携協定を締結した。この取り組みでは、島津製作所の提供する健康増進プラットフォーム「SUPOFULL」と、加齢や健康に関わる最終糖化産物(Advanced Glycation Endproducts、AGEs)の測定が可能な「AGEsセンサ」が、健康イベントや商業施設、企業において活用される。これにより、幅広い年代の市民が健康づくりに取り組むことが可能となり、地域全体の健康意識の向上に寄与することが期待されるという。
- 発表元→島津製作所、越前市
- 発表日→2024年3月19日
- 協定の目的→市民の健康づくりと地域社会の活性化
- 提供技術→健康増進プラットフォーム「SUPOFULL」と「AGEsセンサ」
- 活用場所→健康イベント、商業施設、企業
- AGEsセンサ→GPT「AGEsセンサ」は、島津製作所が開発し、健康増進プラットフォーム「SUPOFULL」の一環として提供される装置。このセンサーは、指先を装置に載せるだけで、加齢現象や健康状態に関わるとされるAGEの蓄積レベルを測定することができる。AGEは加齢や糖尿病などの疾患と関連があるとされている。
- SUPOFULL→自治体や介護施設、企業などを介して提供されるクラウド型の健康増進サービスで、利用者の日常の健康データや医療機関が取得した検査データを収集し、見える化する機能を持つ。
- 協力企業→平和堂