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GSKは、単純性GCに対する新しいメカニズムを持つ経口抗生物質、トポイソメラーゼII阻害薬ゲポチダシンの第3相試験EAGLE-1のポジティブな結果を発表した。この結果は、2024年4月30日にバルセロナで開催されるEuropean Society of Clinical Microbiology and Infectious Diseases(ESCMID)Globalで発表される予定と報告された。

  • 発表元→GSK
  • 発表日→2024年4月17日
  • 試験の結果→ゲポチダシン(経口、3000mgを2回投与)は92.6%の成功率を達成し、主要な併用治療であるセフトリアキソン(500mg筋注)とアジスロマイシン(1000mg経口)の併用療法に対して非劣性であった
  • 副作用→ゲポチダシンの安全性と忍容性プロファイルは、第I相および第II相試験で見られた結果と一致しており、最も一般的に報告された副作用は消化管関連のものであった。全ての副作用は軽度から中等度(グレード1または2)であり、重度の副作用(グレード3)は各治療群で1件ずつ、ゲポチダシン群では関連のない重篤な副作用が1件報告された
  • 研究の背景→世界中で毎年約8200万件の新しい淋病症例が報告されており、米国では2009年から2021年にかけて報告された淋病の発症率が118%増加している。2022年には米国疾病対策センター(CDC)に64万8056件の症例が報告されており、毎年約半数の症例が1種類の抗生物質に対して耐性を示している
  • 今後の展望→GSKは、ゲポチダシンの承認に向けて、世界中の保健規制当局と協力して、この新しい経口抗生物質を導入することに尽力していくという。

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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