STELLANEWS.LIFE(ステラニュース・ライフ)は、がん治療における新しい治療法の可能性を紹介することに特化したメディアである。本記事では、Pfizerが発表した「ササンリマブ(sasanlimab)」に関する重要な試験結果について取り上げる。
Pfizerは、抗PD-1モノクローナル抗体であるササンリマブとBCG(バシルス・カルメット・ゲラン)を併用した第3相試験(CREST)の結果を発表した。この試験は、BCG未治療の高リスク非筋層浸潤性膀胱がん(NMIBC)患者を対象に実施され、主要評価項目である無イベント生存期間(EFS)において有意な改善を示した。試験結果は治療負担の軽減と膀胱温存治療の可能性を強調している。
- 発表元→Pfizer
- 発表日→2025年1月10日
- 対象疾患→BCG未治療の高リスク非筋層浸潤性膀胱がん
- 試験名→第3相試験(CREST)
- 試験デザイン→ササンリマブとBCGの併用療法、単独BCGとの比較
- 主要評価項目→無イベント生存期間(EFS)
- 結果の概要→BCG併用により有意にEFSを改善
- 安全性→ササンリマブの安全性プロファイルはBCGおよび他のPD-1阻害剤と一致