ブラジルに棲息するヤマアラシに見られた新種のヘモプラズマ。ブラジルで一般的なヤマアラシの一種である「オレンジスパインヘアリードワーフポーキュパイン」。道路で事故死する動物として都市部の近くでも一般的で、人や犬に棘が刺さることもある。ダニに媒介される感染症、血液のヘモプラズマの存在を調査。

9匹を調べると274のダニが検出され、血液のPCR検査で9匹中2匹でヘモプラズマ陽性と確認された。タイレリアやバベシア、エールリキアやアナプラズマの種類は陰性。微生物も持っているリボソームRNAを調べたところ、新種の赤血球寄生性のマイコプラズマへの感染が確認された。カンディダタス・マイコプラズマ・ヘモスフィグルスという名前を提案。さらなる研究が進む。

2020年8月ブラジル研究。

Valente JDM, Saldanha A, Martini R, et al. ‘Candidatus Mycoplasma haemosphiggurus’ a novel hemoplasma species in orange-spined hairy dwarf porcupines (Sphiggurus villosus) from Southern Brazil [published online ahead of print, 2020 Aug 18]. Transbound Emerg Dis. 2020;10.1111/tbed.13801. doi:10.1111/tbed.13801

獣医学

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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