「遠隔ICU設置と運⽤に関する指針 ―2021 年 4 ⽉―」を日本集中治療医学会が公開している。「指針の⽬的は利⽤可能な医療資源を⽤いて、医療従事者が効果的で安全に遠隔 ICUの体制を構築し、その提供を⽀援すること」と説明。「臨床のプラクティスは科学、予防、診断、治療を統合したものである。指針に遵守していただけでは、正確な診断や良好な予後には繋がらないことを認識するべきである。状況に応じて、医療従事者は指針とは異なる選択をすることもあるかもしれない。医療従事者の理論的な判断、患者の状態、限られた医療資源、情報技術の先進性を加味して指針が作られているため、指針と異なる多様な判断が⽣まれてくる」と解説している。
https://www.jsicm.org/pdf/Guidelines%20of%20Tele-ICU.JSICM2021.pdf