「新しい生活様式の中での『がん検診』についての提言」を日本臨床細胞学会が公開した。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言の期間に各種健診やがん検診の実施が休止。宣言の解除後に再開されたものの、日本対がん協会が各支部にアンケートしたところ、今年度は例年に比べて3割以上減少するとの回答が3分の2に上ったと説明する。
日本臨床細胞学会の調査でも同様にがん検診の中止や延期が多いという。
各種健診やがん検診が安心に実施できるようこのたび提言をしたと趣旨を述べている。
3点で、新しい生活様式の中で受診できない場合に別の機会を設けるなど、がん検診を安心して受診できる環境整備を進めること。医療機関や医療従事者は適切な感染対策を講じることが重要であること。医療機関が安全対策を講じること。
新しい生活様式の中での「がん検診」についての提言 | 日本臨床細胞学会
