新型コロナワクチンの潜在的な受容性に関する世界的な調査が報告されている(2020年10月)。19カ国1万3426人を対象に調査。71.5%がワクチンを受ける可能性が非常に高いか、やや高いと回答。受ける可能性の差は、ほぼ90%(中国)から55%未満(ロシア)まで幅。受容率が80%を超えた国は、中央政府への信頼度が高いアジア諸国(中国、韓国、シンガポール)の傾向。ブラジル、インド、南アフリカなどの中所得国でも比較的高い受入れ傾向。信頼はCOVID-19ワクチンの成功にとって重要であると指摘。その上で、信頼を築くこと以上のことが必要とも説明する。ワクチンの有効性、必要な時間(必要に応じて複数回接種)、人口全体への接種の重要性を丁寧に説明するコミュニケーションが重要ともしている。政府関係者による説明のほか、信頼できるスポークスマン、地域の関与のほか、社会の様々なセクターや地域社会で尊敬されている市民団体、宗教団体、友愛団体の指導者や民間企業などの関与も大切だとする。

2020年、スペイン、米国、英国研究。

Lazarus JV, Ratzan SC, Palayew A, Gostin LO, Larson HJ, Rabin K, Kimball S, El-Mohandes A. A global survey of potential acceptance of a COVID-19 vaccine. Nat Med. 2020 Oct 20:1–4. doi: 10.1038/s41591-020-1124-9. Epub ahead of print. Erratum in: Nat Med. 2021 Jan 11;: PMID: 33082575; PMCID: PMC7573523.

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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