香港における局地的流行の波の違いによる労働者の新型コロナワクチン接種意向の変化とワクチンを避ける理由についての研究が報告されている。2020年の局所流行の第1波(2月)と第3波(8月~9月)の間に2回のオンライン調査を実施。ワクチン接種意向は、第1波(44.2%)よりも第3波(34.8%)の方が低下。第3波ではワクチンの安全性への懸念が高くなった。事務、サービス、販売員はワクチンを受け入れる可能性が低い結果(調整オッズ比0.62)。研究グループは、ワクチンの安全性に対する懸念の高まりと、マスク着用など個人の保護行動のコンプライアンスの高まりと関連している可能性があると指摘。

2021年、香港研究。

Wang K, Wong EL, Ho KF, Cheung AW, Yau PS, Dong D, Wong SY, Yeoh EK. Change of Willingness to Accept COVID-19 Vaccine and Reasons of Vaccine Hesitancy of Working People at Different Waves of Local Epidemic in Hong Kong, China: Repeated Cross-Sectional Surveys. Vaccines (Basel). 2021 Jan 18;9(1):62. doi: 10.3390/vaccines9010062. PMID: 33477725; PMCID: PMC7832291.

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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