南アフリカ型バリアント501Y.V2の、回復期血漿による中和能力の無効化についての研究が報告されている。N501Yを含む南アフリカ型の変異を持ったウイルスを、過去のウイルスに感染した人の回復期血漿により中和できるかを検証。中和能力が低下しており、中和できない場合もあった。中和抗体を逃れる可能性があり、初期のスパイクタンパク質を標的としたワクチンは感染への防御力を低下させる可能性があると指摘。
2021年、南アフリカ、ドイツ、イスラエル、米国研究。
Cele, S. et al. Preprint at https://www.ahri.org/wp-content/uploads/2021/01/MEDRXIV-2021-250224v1-Sigal.pdf (2021).