新型コロナウイルス感染症の早期に治癒をするケースでは抗体生産が持続するとする研究が報告されている。
新型コロナウイルスの抗体反応は大小個人差があり、抗体は多くの人で減少する一方で、長期にわたって保たれる人もいると説明。抗体が続く人では疾患経過が短い傾向があると指摘する。
抗体が保たれる人でのウイルス特異的B細胞は、疾患が治癒した後に体細胞高頻度変異(SHM)が多く確認されると説明する。
2020年11月米国研究。
DOI:https://doi.org/10.1016/j.cell.2020.10.051