東京五輪実施をめぐる課題について列挙しつつ解説した寄稿が報告されている。
・日本ワクチン接種が低い水準。
・国際的に接種徹底に無理。
・競技のリスクを下げる対策いまだに不明。
・現実的に感染者が競技会で患者発生。
・IOCのプレイブックの対策が科学的な根拠に基づいていない。
・競技によるリスクの差があるところの配慮。
・パラリンピックの選手にリスクが目立つ。
・スクリーニングをより強化する必要。
・接触追跡はウエアラブルデバイスで行う必要。
・WHOをはじめ国際的な連携で対策を練る必要。
・五輪中止は最も安全な選択肢である可能性。
・安全対策を敷いた上で実施する意義はあるが、
2021年５月、米国寄稿。
Sparrow AK, Brosseau LM, Harrison RJ, Osterholm MT. Protecting Olympic Participants from Covid-19 – The Urgent Need for a Risk-Management Approach. N Engl J Med. 2021 May 25. doi: 10.1056/NEJMp2108567. Epub ahead of print. PMID: 34033274.
