うつ病の予防につながる修正可能な要素を検証した報告。

英国で行われている「UKバイオバンク」に参加する10万人のデータを分析。生活習慣、社会的な関係、環境の106にわたる修正可能要因とうつ病との関連についてメンデルランダム化により調べた。

他人を信頼することはリスクを低下させた(オッズ比0.76倍)半面で、テレビの視聴時間(オッズ比1.09倍)と昼寝(オッズ比1.34倍)はリスクを高めることが分かった。予防のため優先すべき対策を考える上で有効と指摘する。

2020年8月米国研究。

Choi KW, Stein MB, Nishimi KM, et al. An Exposure-Wide and Mendelian Randomization Approach to Identifying Modifiable Factors for the Prevention of Depression [published online ahead of print, 2020 Aug 14]. Am J Psychiatry. 2020;appiajp202019111158. doi:10.1176/appi.ajp.2020.19111158

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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