レチノールに代わる天然成分として、アンチエイジング製品に含まれるバクチオールの使用について解説。
バクチオールはオランダビユ（Psoralea corylifolia）という植物から抽出される成分で、抗炎症、抗菌、抗増殖の作用がある。
しかし、抽出の過程で精製が必要であり、植物中に光毒性成分が含まれ、これらの成分を除かないと紫外線に関連した影響が出る可能性が高くなるとされる。このため、消費者はバクチオール含有製品を検討する際に賢く選び、光毒性のあるポソレンやフロクマリンにさらされないように、フェイシャルケア製品では精製バクチオールがどこから供給されているかに気を付ける必要があるという。
Finding the right Bakuchiol: Choose wisely
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jocd.15667
