パンデミック進行に伴い、新型コロナワクチン接種への意欲はどう変化するかの分析が報告されている。2020年4月と8月に合計2343人を対象に調査。4月(87%)と8月(85%)の間にワクチン接種意欲はわずかに低下したが有意ではなかった。学歴が関連して大卒である場合、そのほかテレビや新聞などの従来メディアの利用頻度が高い場合に接種意向は高くなる傾向。男性よりも女性の方が、態度保留が多い。年齢、慢性疾患、ソーシャルメディア利用は変わらない。従来メディア以外での情報発信、女性、大卒ではない人を重点的なターゲットに接種を促すことが大切と説明。
2021年、オーストラリア研究。
Alley SJ, Stanton R, Browne M, To QG, Khalesi S, Williams SL, Thwaite TL, Fenning AS, Vandelanotte C. As the Pandemic Progresses, How Does Willingness to Vaccinate against COVID-19 Evolve? Int J Environ Res Public Health. 2021 Jan 19;18(2):797. doi: 10.3390/ijerph18020797. PMID: 33477825; PMCID: PMC7832839.