唾液によるPCRは、医療従事者による鼻咽頭スワブによるPCRと新型コロナウイルス検出で差がないとの報告。

345人の患者を対象として新型コロナウイルス感染症の診断を3つの方法で行った。3つとは、医療従事者採取の鼻咽頭スワブ、自己採取の鼻腔検体と唾液。医療従事者採取との陽性一致率は、自己採取の鼻腔検体では86.3%、自己採取の唾液では93.8%。陰性一致率はそれぞれ99.6%、97.8%。

医療従事者採取と唾液は、自己採取の鼻腔検体よりも多くの感染者を検出。ただすべての感染者を特定できた検査法はなかった。

2020年8月米国研究。

Hanson KE, Barker AP, Hillyard DR, et al. Self-Collected Anterior Nasal and Saliva Specimens versus Healthcare Worker-Collected Nasopharyngeal Swabs for the Molecular Detection of SARS-CoV-2 [published online ahead of print, 2020 Aug 12]. J Clin Microbiol. 2020;JCM.01824-20. doi:10.1128/JCM.01824-20

新型コロナウイルス感染症

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執筆/編集/審査監修/AI担当

星 良孝(ほし・よしたか)
ステラ・メディックス代表/ 獣医師 ジャーナリスト。日経BP、エムスリーなどに所属し、医療や健康、バイオなどの分野を取材。

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