急性症候性の新型コロナウイルス感染症（Covid-19）の外来患者におけるペグインターフェロンラムダ単回投与の臨床イベント予防効果が報告された。試験は2023年2月9日付のNew England Journal of Medicineに掲載された。
ブラジルとカナダの SARS-CoV-2 感染症のワクチン接種を受けた成人を主な対象として、無作為化比較適応プラットフォーム試験を実施した。
合計933人の患者がペグインターフェロンラムダ投与に、1018人がプラセボ投与に割り付けられた。
その結果、無作為化後28日以内のCovid-19による入院または救急部受診の発生率は、ペグインターフェロンラムダを単回投与では、プラセボ投与に比べて有意に低いことが示されました。
N Engl J Med 2023; 388:518-528
DOI: 10.1056/NEJMoa2209760
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2209760
